吉田泰男先生による実技研修(陶芸)       

 平成氓T年7月26日(土)  会場 岡山市立妹尾小学校

造形教育センター岡山、7月の例会は岡山市の西の端、岡山市立妹尾小学校で7月26日に開かれました。

岡山市妹尾という地区は、妹尾駅を境に南側の新しいマンションや高級住宅街が並ぶ新しい町と、北側は

昔ながらの大寺を中心として栄えた、細い道、古い町並みのつづく町の、対照的な2つの顔を持った地区です。

この地区は、造形教育センター会員の人たちとの関わりも深く、支部長の角田先生の実家があったり、駅から

近い古い町並み側の地区には、永原先生、また矢吹の自宅もあります。そして、今回の会場の妹尾小学校は池田

先生の勤務されている学校です。さらに駅の南側、新しい町並みの東畦小学校には宮尾先生が勤務されています。


駅の南、宮尾先生の勤務する東畦小学校の地区は、開発が進み新しい町並みやマンションが次々とできています。


駅の北側、その昔、大寺を中心に開けた古い町並みのなかに妹尾小学校があります。かつてから念願だった体育館が、最近完成しました。


完成した作品を前にして、妹尾小学校図工室での記念写真。

出来上がった作品を前に、みんな満足そうです。

写真から見ても、この陶芸の準備の大変さが分かりますが、準備をして下さった先生方ご苦労さまでした。


今回、私(矢吹)は参加できなかったので、様子はよく分からないのですが、

永原先生から伝え聞いたことをもとに、想像力をはたらかせて説明をしたいと思います。

粘土の基本は、土練りで土練り三年と言われますが、十分練れたでしょうか。

森先生は、大きな筒状の花瓶をつくるそうです。

永原先生は、最近吉田先生の自宅まで池田先生たちと陶芸を教えてもらいに行っているそうです。

後藤先生と池田先生は、ともに植木鉢をつくるそうです。

角田先生は、ご主人のお茶碗をつくっています。右側は吉田先生の、電動ろくろでの実演です。ぶれないように、センターを出すのが難しいそうです。

吉田先生が横で指導して下さり、それぞれが、ろくろで作品をつくって見ました。

下の粘土を上にもっていきながら、細く、薄くつくるのが難しいそうです。

中田先生は、コップををつくっています。

回転する粘土の、センターを出すのが難しい。

大作の作品が出来上がり、作品を前に記念撮影です。本当は、ぞれぞれの人が大作に挑戦したのはいいけれど、

みんな、大きな粘土を持てあましてしまったそうです。そこで、どうしたかというと吉田先生が横から手を入れて

完成までもっていきました。つまり、作品は「つくった人と吉田先生」の共同制作ということになりますねえ。

その後、さらに吉田先生の粘土の講座があり備前焼の技法等について説明があったそうです。

というわけで、みんなが完成の喜びを味わうなか、吉田先生は、よれよれになってしまいました。吉田先生、本当にお疲れさまでした。

その後を、さらにつけ加えると、あまりのハードさに吉田先生は次の日から腕が腱鞘炎になり、約10日後の玉野市の図工部研修会でも、

手に腱鞘炎の包帯をしたまま来られました。そろそろ吉田先生は、70歳なのですから造形教育センターでも、大切にいたわってあげな

いといけませんね。楽しい7月の例会ありがとうございました。作品が焼き上がるのが楽しみです。


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